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ポップインアラジンとは?最新シリーズの比較やメリット・デメリットを紹介!

カテゴリー: スクリーンプロジェクター

近年、シーリングライトとスピーカー、そしてプロジェクターが一体型となったポップインアラジンが人気です。ポップインアラジンとはどのような製品なのでしょうか?今回は、シーリングプロジェクター:ポップインアラジンについて詳しく紹介していきます。

目次

ポップインアラジン(popIn Aladdin)とは?

ポップインアラジン(popIn Aladdin)は、一般的な天井照明器具シーリングライトにプロジェクターとスピーカーを搭載したコードレスで置き場所を取らない3in1プロジェクターです。“魔法のような暮らしの体験を”とのことからこの製品名が名付けられました。照明器具でありながら、プロジェクターとスピーカーを搭載していますので、プロジェクタースクリーンや壁に映像を投影することができます。シーリングソケットを利用すれば工事不要で簡単に取り付けることができますし、置き場所に困らず、お子様の手の届かない場所にプロジェクターを設置できる点が魅力です。
ポップインアラジン全機種
ポップインアラジンには、4機種のラインナップがあります。すべてに共通する点は、スマートライト、プロジェクター、スピーカーが一体になっていて内蔵アプリで多くのコンテンツを楽しむことができる点です。天井のシーリングライトのコネクタを利用するため、場所を取ることなく、配線やコード類が簡素化できることが可能です。シーリングライトだけを使用することも可能で、それぞれ100段階の明るさ(調光)や色合い(調色)を選べるため、1万通りの中から気分やシチュエーションに合わせて好きな照明をお選びいただけます。

    シリーズ全機種

  • popIn Aladdin 2 Plus(短焦点レンズ)
  • popIn Aladdin 2(短焦点レンズ)
  • popIn Aladdin SE(通常レンズ)
  • popIn Aladdin(第一世代)(通常レンズ)

ポップインアラジン(popIn Aladdin)の特徴やスペック

ポップインアラジンは、照明一体型プロジェクターという最大の特徴の他にも、一般的なプロジェクターに比べて様々な機能を持っていることもメリットの一つです。
ここではポップインアラジン(popIn Aladdin)共通の特徴や機種別のスペックを紹介します。

動画配信サービスを楽しめる

VODAndroid内蔵でWi-Fi環境であれば、Amazonプライム・ビデオやYouTube、Netflixなどの動画配信サービスを楽しむことができます。それぞれのサービス会員登録が必要ですが、アニメや映画、音楽、スポーツ観戦を大画面に映し出せます。

音楽配信サービスやラジオを楽しめる

音楽配信サービスやラジオを楽しめる
ポップインアラジンには、BluetoothやAirplayが内蔵されているので、スマホに入っている音楽を流すことも可能です。
ポップインアラジン本体のアプリには「radiko」や「Spotify」が入っているのでラジオや人気の楽曲も楽しめますね。

テレビの視聴ができる

TVチューナー
ポップインアラジンに搭載されているテレビアプリと、レコーダーやテレビチューナーをインターネットで連携することで、地デジや録画した番組の視聴が可能です。
レコーダーやテレビチューナーをお持ちでない場合には、ポップインアラジンに最適化したワイヤレスTVチューナー:Xit AirBox(サイト エアーボックス)を使えば、直感的に操作してテレビが可能です。業界初のクラウド録画にも対応し、ハードディスクが無くても録画が可能です。テレビ番組をリアルタイムで観たい場合にもポップインアラジン2はおすすめです。

オリジナルアプリやカレンダー

壁時計
ポップインアラジンには、その他にも専用のアプリが充実しています。キッズ向けの学習コンテンツや絵本の読み聞かせができるものもありますので、様々なアプリ確認して気になったものがあればダウンロードしてみましょう。また、プロジェクターの投影機能を利用して壁に写真やカレンダー、時計などを映し出すことも可能です。スライドショーのような動きのある画像も専用コンテンツとして用意されているので、お好みや環境に合った楽しみ方もできます。インテリアの一部としてアクセント的な活用もできますね。

注意したいポイント

充実した機能を搭載しているポップインアラジンですが、VODなどの動画ストリーミングサービスを利用する場合にはインターネット環境(Wi-Fi環境)が必要です。インターネット環境にも様々ありますが、スマホのテザリング機能やポケットWi-Fiでは通信が安定しないことがありますので、個別のインターネット回線契約を結び速度が安定した環境での使用が必要ですので注意しましょう。

こんな方におすすめ!

さまざまな機能や特徴を持っているポップインアラジン!こんな方にポップインアラジンをおすすめします。

大画面で映像を楽しみたい

臨場感あふれる大画面を利用して、映画やスポーツ観戦を楽しみたい方にはポップインアラジンをおすすめします。
家族や友人たちとアクション映画やスポーツ観戦を見れば感動を共有できます!

風景や写真を映したい

インテリアが無くシンプルな部屋にアクセントが欲しい場合には、ポップインアラジンを使用して自然あふれる山や海の映像や都会の夜景などの風景や、家族で撮った写真などを投影することもおすすめです。

小さいお子様と楽しみたい

子供アプリポップインアラジンにはオリジナルコンテンツとして多くのキッズ向けアプリが備わっています。
インターネット環境を活用して、身近な動物や世界中の絵本と触れ合ったり、壁時計やカレンダーなどで日常生活に必要な時間軸を学ぶことができたりと子供の成長をサポートすることが沢山用意されています。
またポップインアラジンはプロジェクターです。プロジェクターはスクリーンや壁に映し出す反射光を使用しているため、テレビやスマホと違い目の負担は少なくプルーライトの心配もないです。
あわせて、天井取付タイプのため、お子様の手の届かない場所にあることも安心です。落下による故障や怪我の心配もなく、小さいお子様がいる環境でも安心してお使いできます。

ポップインアラジンのメリットとデメリット

メリット・デメリット

メリット

天井設置で置き場所を選ばない

ポップインアラジンはシーリングライトの性能を持ち天井設置するため、プロジェクター用の置き場所を設けること無く、部屋のレイアウトを変えずに大画面の映像を楽しむことができます。

取り付けが簡単

ポップインアラジンは、一般的な照明のシーリングライトと取り付け方法が同じなので、照明を取り替えるように設置をすることができます。

スマートフォン(スマホ)からも操作可能

ポップインアラジンにはスマートフォン(スマホ)専用アプリがあります。そのため、スマホからでも操作が可能です。
ポップインアラジン本体と操作したいスマホが同じWi-Fi環境にある場合に、操作が可能になります。

バージョンアップによってコンテンツが増える

ポップインアラジンは随時バージョンアップをおこなっており、アプリ内コンテンツはその度に更新されていきます。
現在では扱いのない機能やアプリも、今後のバージョンアップにより追加される可能性もあります。

ポップインアラジンで明るさや色合いの調整ができる

勉強や読書の際に明るくしたり、就寝時に暖色系ライトに調光するなどシーンに合わせた使い方ができます。

デメリット

明るい場所では映像がはっきりと映らない

レンズから光を出してスクリーンや天井に映像を映し出すプロジェクターの特性上、周りの環境が明るかったり太陽の光が直接入り込む場所では映像をはっきりと映し出すことが難しくなります。ポップインアラジンに限らずプロジェクターを使う環境では、カーテンをするなど周りが暗い環境や部屋で楽しみましょう。

壁では画質が悪くなる

ポップインアラジンでは、壁に投影して映像を楽しめることが人気の一つですが、壁の色や素材によって本来の画質よりも悪くなることがあります。
壁に直接映像を投影壁に直接投影して、映像の近くに寄ってみて映像の見え方を比較してみると、凹凸を受けて文字や画像がぼんやりしています。凹凸の多い壁紙だとより影響を受けそうです。
スクリーンに映像を投影次に壁面にスクリーン生地を固定し映像を投影してみました。壁に直接投影したときと比べて映像がなめらかになりました!スクリーン生地表面には大きな凹凸がなく、映像をなめらかに投影することができます。同じ映像でもも維持や絵の部分がはっきり表示されていてプロジェクターの性能が2ランクほどアップしたように感じるほど高精細な映像が映ります。
このように、プロジェクタースクリーンを利用すると画質が綺麗に表現でき、同じポップインアラジンを使用しても目の覚めるような高精細の映像を感じることができます。

実際に壁投写とスクリーン投写を比較した詳しい内容は、こちらの記事で確認できます。
popIn Aladdinにはスクリーンは必要なのか?壁投射と比較してみました

投影サイズの大きさや表示位置

比較
使用する部屋によってはシーリングソケットと投射するスクリーンや壁の位置の問題で、考えていたよりも画面サイズを大きくできなかったり、表示位置が上部のままの場合もあります。解決方法としては投影距離が短い短焦点レンズを搭載しているポップインアラジン2やポップインアラジン2プラスの導入を検討してみましょう。

機種別のスペック

ポップインアラジン(popIn Aladdin)4種類を機種別にスペック紹介していきます。

ポップインアラジン2プラス(popIn Aladdin 2 Plus)

ポップインアラジン2+ポップインアラジン2プラス(popIn Aladdin 2 Plus)は、ポップインアラジンシリーズの最上位モデル。2と同じくプロジェクターに専用の短焦点レンズ搭載。
シリーズで最も明るい900ルーメン。臨場感あふれるDolby Audio対応スピーカー。

  • サイズ:幅476mm × 高さ145mm × 奥行476mm
  • 重量:4.9kg
  • レンズ:短焦点レンズ
  • 投影距離:100インチワイド1.78m
  • レンズ上下可動域:最大32度
  • OS:Android 9.0
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:32GB
  • 画質:HD 1920 × 1080
  • 明るさ:900ルーメン
  • スピーカー最大出力:2基 × 8W
  • 機能:高速起動、Bluetooth、AirPlay/ホームネットワーク、台形補正(タテ/ヨコ)

ポップインアラジン2(popIn Aladdin 2)

ポップインアラジン2ポップインアラジン2(popIn Aladdin 2)は、プロジェクターに専用の短焦点レンズとスピーカーを2台搭載。
テレビモードを有効にしておけば電源を付けるだけでテレビ画面を表示します。

  • サイズ:幅476mm × 高さ145mm × 奥行476mm
  • 重量:4.9kg
  • レンズ:短焦点レンズ
  • 投影距離:100インチワイド1.78m
  • レンズ上下可動域:最大32度
  • OS:Android 9.0
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:16GB
  • 画質:HD 1920 × 1080
  • 明るさ:700ルーメン
  • スピーカー最大出力:2基 × 8W
  • 機能:Bluetooth、AirPlay/ホームネットワーク、台形補正(タテ/ヨコ)

ポップインアラジンSE(popIn Aladdin SE)

ポップインアラジンseポップインアラジンSE(popIn Aladdin SE)は、ポップインアラジン2と同様のコンテンツが楽しめるリーズナブルなスペシャルモデル。
明るさが少ないデメリットがありますが、本体価格を安く抑えたい方におすすめです。

  • サイズ:幅476mm × 高さ169mm × 奥行476mm
  • 重量:4.9kg
  • レンズ:通常レンズ
  • 投影距離:100インチワイド2.82m
  • レンズ上下可動域:最大18度
  • OS:Android 9.0
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:16GB
  • 画質:HD 1920 × 1080
  • 明るさ:500ルーメン
  • スピーカー最大出力:2基 × 3W
  • 機能:Bluetooth、AirPlay/ホームネットワーク、台形補正(タテ/ヨコ)

ポップインアラジン(popIn Aladdin)

ポップインアラジン初代ポップインアラジン。
明るさ3800ルーメンで8畳までの寝室に対応するシーリングプロジェクター。

  • サイズ:幅476mm × 高さ169mm × 奥行476mm
  • 重量:4.9kg
  • レンズ:通常レンズ
  • 投影距離:100インチワイド2.82m
  • レンズ上下可動域:最大18度
  • OS:Android 6.0
  • メモリ:2GB
  • ストレージ:16GB
  • 画質:HD 1280 × 720
  • 明るさ:700ルーメン
  • スピーカー最大出力:1基 × 5W
  • 機能:Bluetooth、台形補正(タテ/ヨコ)

機種別性能の違い

投射距離と上下可動域

ポップインアラジンの機種別の大きな違いは、レンズの種類による投射距離と上下可動域です。
ポップインアラジン2とポップインアラジン2プラスは短焦点レンズを使用しているため、大きなインチサイズを短い距離で投影することができます。プロジェクター本体のレンズ上下可動域が大きいのは短焦点レンズの打ち込み角度に対応するためです。
投射距離が短い距離で大きなインチサイズを映し出す事ができるのはメリットですが、反対にデメリットとして短焦点レンズを使用したプロジェクターは、一般的な吊り下げ式のプロジェクタースクリーンでは映像が歪む可能性が高いため使用ができない可能性が高いです。
壁に直接投影する場合には、小さい部屋でもより大きな映像を映し出すことができます。
具体的には、例えば100インチの投射距離の場合、ポップインアラジンとSE機種では2.82mが必要です。対してポップインアラジン2と2プラスは1.78mの距離で映し出すことが可能です。
賃貸の場合など、小さな部屋で大きな映像を楽しむ場合にはポップインアラジン2や2プラスがおすすめです。

ポップインアラジンに関連のある記事紹介

こちらの記事の中で短焦点・超単焦点プロジェクターについて詳しく紹介しています。
【もう歪まない!】短焦点・超短焦点プロジェクターと対応スクリーンで高画質を堪能しよう!

【短焦点、超短焦点プロジェクターは非対応スクリーンでは画面が歪むので注意が必要】

【シアターハウスの短焦点対応スクリーンはこちら】

あわせてこちらの記事では、ポップインアラジンを使用した比較内容を紹介しています。
【ポップインアラジン2が吊り下げ式プロジェクタースクリーンで歪まずに使用できるか比較検証してみた!】
ポップインアラジンを使用して、短焦点・超短焦点非対応の吊り下げ式スクリーンに投写するとどれだけ歪むかを比較した内容を記載しています。

結論!ポップインアラジンで充実したホームシアターライフを!

今回は人気のシーリングプロジェクター:ポップインアラジン(popIn Aladdin)とはどういったプロジェクターなのかという点を深掘りして、シリーズの紹介を行いました。
ポップインアラジン初代やSE、短焦点レンズを搭載しているポップインアラジン2、ポップインアラジン2プラスなど、それぞれの機種の特性を活用すると、お部屋の設置環境に幅広く対応したプロジェクターになります。コスパに優れカジュアルに楽しむには良いプロジェクターです。ポップインアラジンはまだホームシアターを体験していない方にはおすすめのプロジェクターです。ポップインアラジンでホームシアターライフを満喫しましょう!

短焦点・超短焦点プロジェクターにおすすめのスクリーン

シアターハウスで短焦点プロジェクターに対応しているスクリーンはこちらです。

短焦点対応モバイルスクリーン(自立型)16:10 80インチ(SMF1775FFW)

短焦点対応モバイルスクリーン
短焦点に対応したプロジェクタースクリーンについてシアターハウスでは、短焦点対応モバイルスクリーン(自立タイプ)SMF1775FFWを中心に取り扱っています。一般的な吊り下げ式のプロジェクタースクリーンよりも平面性が高いため短焦点・超短焦点プロジェクターを使用しても映像に歪みが生じること無く大画面を楽しむことができます。

投写距離が確保できればおすすめのスクリーン

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