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【XGIMI Halo+実機検証!】壁とプロジェクタースクリーンの映り方徹底比較!

カテゴリー: スクリーンプロジェクター

2020年7月に発売された「XGIMI Halo」の後継であり、「圧倒的な明るさ、持って歩ける映画館」をキャッチコピーに掲げる高性能なポータブル型スマートプロジェクター「XGIMI Halo+」。コンパクトなデザインとバッテリー内蔵、さらにAndroid TV 10.0を搭載で、どこにでも持ち運べて簡単かつ手軽な映像投影を実現した人気モデルです。
今回はXGIMI Halo+を使用し、白い壁とプロジェクタースクリーンにそれぞれ映像を映した場合にどれくらい画質の違いがでるかを紹介していきます。

XGIMI Halo+実機紹介

それでは、XGIMI Halo+のスペックや特徴を確認していきましょう。

XGIMI Halo+の外観

XGIMI Halo+本体XGIMI Halo+は、直方体のフォルムで、継ぎ目のないアルミニウムボディの形状をしています。
XGIMI Halo+本体ななめオーディオにはHarman Kardon製スピーカーを5W x 2機搭載しています。本体内蔵バッテリーで動画再生2時間・音楽再生4時間に対応しており、Android TV 10.0搭載のモバイルプロジェクターです。背面には電源ボタン、DC電源ポートとオーディオ出力端子、HDMI 2.0とUSB-A(USB 2.0)※USBポートには、USBメモリやマウス・キーボード、ゲーム用コントローラなどを接続可能です。
XGIMI Halo+本体裏面裏面には汎用品三脚用のネジ穴のみです。天吊設置用のネジ穴は空いていません。
XGIMI Halo+本体裏面ななめ投影角度調整用のフリップスタンドも搭載しています。
XGIMI Halo+同梱品同梱品はプロジェクター本体にリモコン(単4アルカリ乾電池 x 2は別売り)、電源ケーブル音声入力対応のリモコンです。プロジェクター本体上部でも再生・一時停止・音量調整操作が可能です。

XGIMI Halo+の機能・特徴

XGIMI Halo+の機能や特徴をまとめました。

  • モバイル型最高の明るさ900ANSIルーメン
  • 解像度はフルHD(1920 x 1080)の高解像度
  • XGIMI独自のX-VUE2.0イメージエンジン搭載で色を忠実に再現し、ノイズを低減
  • 動きの速い映像でも、滑らかな残像感のない映像を表現するMEMC(モーション補正技術)搭載
  • 障害物を避けて投影画像を調整する障害物自動回避機能搭載
  • 動作開始時に自動で焦点を合わすオートフォーカス機能搭載
  • 16GBのストレージ搭載でオフライン環境でも動画を楽しむ事が可能
  • 56Wの大容量バッテリーを搭載し、約2時間の動画再生、4時間の音楽再生が可能
  • 垂直水平の台形自動補正
  • Android TV 10.0搭載

※モバイルバッテリーでの本体充電はできません。バッテリー30%を切ると省エネモードになります。短焦点タイプのため、投射距離は約2mで76インチの画面サイズを投影できます。ゲームモードに設定すると26.5msの低延長入力が可能です。Chromecast / AirPlayも搭載し、スマホやPCからのミラーリング(ワイヤレス投影)Android TV 10.0(Google Play)を搭載しているので、YouTube、Amazonプライムビデオ、ABEMA、U-NEXT、GYAO!、Hulu、TVer、DAZN、Paravi、dTVなど約5,000以上のAndroidアプリを視聴可能です。

前機種XGIMI Haloとの比較

前機種XGIMI Haloとの比較は下記になります。

  • 外観は同じ
  • 明るさは800→900ANSIルーメンに
  • 台形自動補正機能は、垂直のみ自動→垂直水平自動
  • 障害物自動回避機能追加
  • モーション補正技術搭載
  • 低遅延モード搭載(ゲームモードに設定すると低遅延入力可能)
  • Android TV 9.0→Android TV 10.0
  • 前面にオートキーストーン(台形自動補正)のセンサー

XGIMI Halo+のスペック一覧

投影解像度 フルHD(1920 x 1080画素)
明るさ 900ANSIルーメン
本体サイズ(W×D×H) 113.5×145×171.5 mm
重さ 1.6 kg
自動調整機能:1 オートフォーカス
自動調整機能:2 自動台形補正
自動調整機能:3 スクリーンへの自動アジャスト
自動調整機能:4 障害物自動回避
投影方式 DLP
映像解像度 4K、2K
画面縦横比 16:09
推奨投影サイズ 40インチ~300インチ以上
投影倍率 1.2:1 (投影距離2m/76インチ)
台形補正角度 自動台形補正:垂直 ±40°、水平 ±40°
投影方法 前方/後方/吊り天井
オーディオ(スピーカー) Harman kardon 5W×2
DTS-HD&DTS&Dolby Studio Sound
ディスプレイチップ 0.33インチ DMD
CPU MT9629
GPU Mali-G52
RAM 2GB
ストレージ 16GB
OS Android TV 10.0
Google アシスタント ○(リモコンや接続マイクからの音声操作)
ミラーリング Chromecast / AirPlay
入力 DC x 1
HDMI2.0/ARC ×1
USB 2.0 x 1
出力 ヘッドフォン x 1
Wi-Fi(ワイヤレス規格) 2.4/5G Hz 802.11A/B/G/N/AC
Bluetooth Bluetooth 5.0
騒音 30dB 未満
内蔵バッテリー 大容量バッテリー
消費電力 90W 未満
電源 AC100~240V,50/60Hz
光源寿命 30000時間
同梱物 給電ケーブル(日本仕様)、リモコン、説明書
メーカー保証期間 1年間(保証期間中の自然故障は交換もしくは修理対応)

壁とプロジェクタースクリーンとの比較検証

実際に白い壁とプロジェクタースクリーンに投影して、どれだけ違いがあるか検証してみました!

シアターハウス製プロジェクタースクリーン専用生地と比較

生地比較1
今回は、一般的な住宅に使用されている白い壁とシアターハウス製プロジェクタースクリーン専用生地:ハイビジョンマット2と比較しました。
ハイビジョンマット2は、プロジェクターの能力を最大限に引き出すため、長年の研究を経て作られたスクリーンであり、4K・フルハイビジョンに対応しており、プロジェクター本来の高繊細な映像を楽しむことが可能です。

生地について下記ページでも詳しく記載しています。
4Kやフルハイビジョンにも対応!高精細な映像を再現するシアターハウス製スクリーン生地の詳細はこちら

シアターハウス製プロジェクタースクリーンの詳細スペック

シアターハウス製プロジェクタースクリーンの詳細スペックを説明していきます。

白い壁とプロジェクター生地表面との比較

生地比較2白い壁とプロジェクタースクリーンを左右に並べて拡大してみました。比べてみると白い壁は、少し黄みがかっているのがわかります。プロジェクタースクリーンは真っ白ですね。あわせて、遠くでは気にならない壁の凹凸が拡大してみると目立ちます。比べてプロジェクタースクリーンでは、プロジェクターの光を綺麗に反射させるための細かい格子状の凹凸を確認することができました。

プロジェクター投影時の画質を比較

実際にプロジェクターで投影して、壁の凹凸や色がどれくらい画質に影響が出るか見てみましょう。
投影方法動画を投影して、左右に比較できるように同一の映像を真ん中で分割して検証していきます。あわせて、照明をつけた明るいシーンと、部屋の照明を消した暗いシーンで比較します。
比較1明るいシーンでの比較映像です。白い壁紙の方は、YouTubeの白枠部分など黄みがかって見えます。対して、シアターハウス製のプロジェクタースクリーンでは、白色がはっきりと投影されていることが分かります。気になっていた凹凸ですが、壁紙の映像は、凹凸の影響を受け画質が荒く表現されています。
比較1-2拡大すると、画質の違いをはっきりと認識することができました。
比較1-3照明を落として暗いシーンで比較してみました。明るいシーンと比べて凹凸による映像の粗さは少なくなりましたが、色のコントラストはプロジェクタースクリーンの方がしっかり表現されています。
比較2-1違う映像で検証してみましょう。こちらも明るいシーンでは、壁紙の方は映像が黄色みが強く表現されます。比べてプロジェクタースクリーンの方は、白色がくっきりと表現され色の表現が豊富にされます。
比較2-2照明を落とした暗いシーンでは、壁紙に投影した部分で全体的に凹凸が確認できました。画面全体を映すダイナミックな表現時では凹凸が気になる場合もあるかもしれません。プロジェクタースクリーンの方では、映像がより滑らかに投影され、髪の毛の色もより紫部分がはっきりと認識できました。

結論!XGIMI Halo+は、プロジェクタースクリーンで高画質な大画面を堪能しよう!

今回の記事では、XGIMI Halo+を実際に使用して、白い壁とプロジェクタースクリーンに投影した映像を比較検証してみました。白い壁に映し出した動画でも問題なく視聴することはできますが、プロジェクタースクリーンと見比べると高精細に映る映像に驚きました。せっかくの大画面ですので、プロジェクタースクリーンを使って、より綺麗な画質で堪能してみてはいかがでしょうか。

XGIMI Halo+におすすめのスクリーン紹介

XGIMI Halo+は、投射距離が2mで約76インチとやや短焦点気味のレンズ仕様になっています。短焦点レンズのプロジェクターをスクリーンに投影する場合、打ち込み角が大きくなりスクリーン面の軽微な歪みが気になりやすくなる傾向があります。そのため、一般的な吊り下げ式スクリーンを使うと平面性の問題から歪みが大きく発生する可能性があるため、短焦点対応のプロジェクタースクリーンをおすすめしています。

短焦点対応モバイルスクリーン(自立型)16:10 80インチ(SMF1775FFW)

短焦点対応モバイルスクリーン
短焦点に対応したプロジェクタースクリーンについてシアターハウスでは、短焦点対応モバイルスクリーン(自立タイプ)SMF1775FFWを中心に取り扱っています。一般的な吊り下げ式のプロジェクタースクリーンよりも平面性が高いため短焦点・超短焦点プロジェクターを使用しても映像に歪みが生じること無く大画面を楽しむことができます。

マグネットスクリーン

マグネットスクリーン
裏面がマグネットシートのため、スチール製黒板やホワイトボードの上から直接貼ることができます。マグネットスクリーン表面には微細な凹凸をつけ、ホワイトボードに直接プロジェクター映像を投映した時に気になるプロジェクターの光源や映像のテカリを大幅に抑え、映像を見やすくします。マグネットスクリーンはホワイトボードマーカーで書き消しが可能です。映像を映しながら、スクリーンに直接書き込むという使い方もできます。

組み立て式スクリーン

組み立て式スクリーン
組み立て式スクリーンはフレーム構造の組み立て式となっており、簡単に組み立て分解が可能となっています。特殊な工具も不要で製品に付属している固定ネジのみで組みたてるだけの簡単設置です。モバイルスクリーンの課題である大型サイズに対応しました。スクリーンサイズは150インチ~170インチをラインナップ。持ち運びできるスクリーンながら大型サイズを実現しています。

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