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プロジェクター用壁紙がプロジェクタースクリーンの代わりに満足して使えるか、比較検証してみた!!

カテゴリー: スクリーン

動画配信サービスやネット動画の浸透、Android搭載モバイルプロジェクターの人気により、ホームシアターに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にプロジェクターを購入して直接壁に投射したものの、想像より画質が悪くがっかりしてしまったという方もいるかと思います。
この記事では、スクリーン用壁紙とシアターハウス製プロジェクタースクリーンを比較し、画質や見え方などを検証してみました。

代用スクリーンとしてのプロジェクター用壁紙とは

プロジェクター用壁紙とは、プロジェクターで投影させるための壁紙です。プロジェクタースクリーン同様に、映像の投影に適した表面加工処理がされている壁紙です。主にハウスメーカーや工務店、壁紙専門店などで取り扱っていて、インターネットでの購入も可能です。壁に貼りやすく、現在の壁紙の上から貼れる製品や、貼ってはがせるタイプなど、手軽に施工できるアイテムが販売されています。

人気のプロジェクター用壁紙

シンコール(sincol)プロジェクター用 ホワイト BA-5514

BA5514-1
ホームシアターのためのプロジェクター用クロス。壁全体に映像が綺麗に映り、映画館のような臨場感が楽しめます。

  • ブランド:シンコール
  • 製品型番:BA-5514
  • 梱包サイズ:92.5 × 2.5 × 2.5cm:500g
  • 裏面のり:なし

BA5514-2
光の反射特性、スクリーンゲインに優れており、ホワイトは専用スクリーンに劣らない色再現性があります。
2色展開で、忠実に色を再現するホワイトと、雰囲気重視・黒がしまって見えるグレーがあります。

サンゲツ プロジェクター用壁紙 ホワイト RE51851

RE51851
プロジェクターの映像がきれいに映るプロジェクター用壁紙。画像や文字の歪みが少なく、映像の再現性に優れています。
視野角160度以上で正面はもちろん、斜めからでもきれいな映像をみることができます。

  • ブランド:サンゲツ
  • 製品型番:RE51851
  • 梱包サイズ:1cm × 注文数量(ロール販売)
  • 裏面のり:なし


ホワイト無地で、一般的な壁紙と比べると凹凸が少なく滑らかな表面です。

プロジェクター用壁紙の設置方法

上記で紹介した壁紙は、裏面に糊が付いていないので、糊材やテープなど準備しておく必要があります。貼り付けには内装専門業者に依頼したほうが綺麗に施工を行ってもらえます。
その他にもプロジェクター用壁紙には、既存の壁紙の上から貼ってはがせるタイプの壁紙があり、裏面のシールや吸着面で貼り付けることが可能です。お好みに合った壁紙を選びましょう。

壁に投影する際に気をつけたいこと

壁に直接投影すると、部屋を広く使えたりプロジェクタースクリーンの費用が抑えられたりとメリットがありますが、反対にデメリット・気をつけておきたい点もあります。

プロジェクタースクリーンと比較して画質が落ちる

プロジェクター投影プロジェクターの光を壁に直接投影すると、壁紙や糊材、下地の影響による凹凸により映像が歪んでしますことがあります。また、壁紙に色や模様があると映像の色合いに反映してしまいます。

壁一面が空いている必要がある

壁一面壁に直接投影をする場合、壁一面を開けておく必要があります。
プロジェクタースクリーンで人気の100インチを壁に投影しようと考えると横幅約2.3m × 高さ約1.3m(床から約1.8mほど)が必要になります。
さらに、プロジェクターと壁の間に障害物があると、映像に影が写り込んでしまって視聴の妨げになります。高さのある家具が配置されている場合は移動する手間があります。一般的なプロジェクターでは、100インチの大きさで壁から約3.0mほどの距離が必要です。

プロジェクタースクリーンとの比較検証

実際にシンコール製プロジェクター用壁紙とプロジェクタースクリーンを比較し、どれだけ違いが出るか検証してみます。

シアターハウス製プロジェクタースクリーン専用生地と比較

壁紙とスクリーン比較1
壁紙とスクリーン比較2
今回は、先程上記で説明したシンコール製のプロジェクター用壁紙とシアターハウス製プロジェクタースクリーン専用生地:ハイビジョンマット2と比較しました。
ハイビジョンマット2は、プロジェクターの能力を最大限に引き出すため、長年の研究を経て作られたスクリーンであり、4K・フルハイビジョンに対応しており、プロジェクター本来の高繊細な映像を楽しむことが可能です。

生地について下記ページでも詳しく記載しています。
4Kやフルハイビジョンにも対応!高精細な映像を再現するシアターハウス製スクリーン生地の詳細はこちら

プロジェクタースクリーン生地:ハイビジョンマット2の詳細スペック

  • 生地名:ハイビジョンマット2
  • 素材:ポリ塩化ビニール(PVC)、ガラス基材
  • 防炎対応(防炎性能試験番号取得済)
  • 解像度:スタンダード、フルハイビジョン(1920X1080)、4K対応(3840X2160)

表面と色の比較

次に、それぞれの表面の状態と色の違いを比較しました。
壁紙とスクリーン比較3シンコール製スクリーン用壁紙は、全体的にクリーム色がかっている印象を受けました。比較のため、シアターハウス製プロジェクタースクリーン生地を重ねて置いてみました。

白さが全く違うことに驚きです。プロジェクターを投影する際にスクリーンの白さは画質に影響しますので注意したいところです。

シアターハウスのスクリーン生地は、塩化ビニール(PVC)で三層構造となっており1枚のガラス繊維と二枚のフィルムを特殊な方法で接着して作られています。フィルムを接着する事で、スクリーンの強度が増し平面性の向上にも効果があります。テカりがなくマットな感じになるよう特殊な処理を行っているので、ムラなく綺麗な映像を見ることができます。

生地について下記ページでも詳しく記載しています。
4Kやフルハイビジョンにも対応!高精細な映像を再現するシアターハウス製スクリーン生地の詳細はこちら

つづいて、生地表面部分を拡大して比較します。
壁紙とスクリーン比較4
左側:シアターハウス製プロジェクタースクリーン
右側:シンコール製プロジェクター用壁紙

左側の生地に比べて右側の生地に凹凸感を確認することができます。シアターハウス生地「ハイビジョンマット2」は、4K、フルハイビジョン解像度に対応したプロジェクター専用のスクリーン生地ですので生地表面には大きな凸凹はなく、滑らかな表面処理がされています。

プロジェクター投影時の画質を比較

プロジェクターを投影して、色や表面の状態がどのくらい画質に影響するか確認してみましょう。

プロジェクターはホームシアター向けのプロジェクター

今回使用するプロジェクターは1.5mの短距離で約100型の大画面投映が可能な短焦点モデル「BENQ」のプロジェクターTH671STです。価格も10万円前後とプロジェクターの中ではお求めやすいモデルとなっています。
TH671ST-1
BENQプロジェクター TH671STの詳細はこちら
明るさ3,000ルーメン、低遅延のためゲームやスポーツのスムーズな視聴も可能なプロジェクターです。1.5mの短距離で約100型の大画面投映が可能な短焦点モデルで、省スペースな環境に最適です。さらに、「LumiExpert機能」により照明環境に応じた輝度調整が行え、快適な明るさに調整ができます。本体サイズは296(幅) × 120(高) × 224(奥行)mm、重量は2.7kgです。

実際に、シンコール製プロジェクター用壁紙に風景を映した時の画質を確認してみましょう。3m程度離れた位置から映像を見ても違和感なく映像を確認することができます。プロジェクター用壁紙ということもあり、以前一般的な壁紙に投影したときとは画質が比べ物になりません。
壁紙とスクリーン比較5
しかし、近づいて確認してみるとスクリーンの方が画質やコントラストがはっきり表現されていることを確認することができました。
壁紙とスクリーン比較6プロジェクター専用スクリーンに映像を投影した場合、プロジェクター用壁紙に直接投影した場合に比べてなめらかな映像を確認することができました。映像のモアレも無く綺麗な映像を見ることが出来ました。表面の凹凸がほとんどないためプロジェクター用壁紙より鮮明になっています。映像のきめ細やかな質感が表現されていることがわかります。
次に色の浅い色の表現時の映像を比較してみましょう。

壁紙とスクリーン比較7小川に霧が立ち込めている映像になります。どちらも比較しなければHDフルハイビジョン画質の綺麗な映像です。プロジェクタースクリーンの方が霧の色合いが少し青みがかって奥行きのある表現をしております。
壁紙とスクリーン比較8しかし、壁の近くに寄って映像を確認してみるとプロジェクター用壁紙の映像は、霧の白みがかっている部分に壁紙の目の粗さが目立って見られました。映像にも奥行きがなく平面的に表現されています。

違う映像で再度確認をしてみましょう。
壁紙とスクリーン比較9明るい屋根が印象的な映像です。少し離れたところから映像を比較すると、やはりどちらの条件でも映像が綺麗に表現されていました。
壁紙とスクリーン比較10灯台の足元の白色部分を近くから確認すると目の粗さが目立って見えます。近寄ってプロジェクタースクリーンと比べると映像の美しさに差がでることがわかりました。
結論を言いますとプロジェクタースクリーンとプロジェクター用壁紙と比較すると画質に違いはありました!!

結論!高画質にこだわりたい方はプロジェクタースクリーンを!

今回は、プロジェクターの映像をプロジェクター用壁紙に投影した場合とプロジェクタースクリーンに映した場合の映像の違いを比べてみました。同じ映像でもプロジェクタースクリーンに投影した場合とでは遠くから見ると違いはほどんどありませんが、映像に近づいた場合いに画質に大きな違いが出ることを確認できました。プロジェクター用壁紙にプロジェクター映像を投影した場合、遠くから見ると画質の変化はあまり気にはなりませんでしたが、近くで見ると表面の凸凹が確実に画質に影響を及ぼしていることがわかりました。

一方、プロジェクタースクリーンではスクリーン生地表面に大きな凹凸がないため映像が滑らかでコントラストもはっきり表現され遠くから見た場合はもちろん、近くから映像を見ても認識が良く映像を楽しむことができます。
壁紙とスクリーン比較11
プロジェクターの映像をプロジェクター用壁紙に投影する一番のメリットは、環境の変化や用途によってリビングや子供部屋などに後付けでプロジェクターを使ってホームシアターをやりたくなったとき等に、大掛かりな工事の必要なく比較的手軽にホームシアターを楽しめることです。

プロジェクタースクリーンの場合、スクリーン購入する費用や設置の手間がかかる一方でプロジェクターの映像を忠実に再現することが可能です。プロジェクター用壁紙でプロジェクタースクリーンの代用として投射する場合、それぞれメリットデメリットがありますので購入前に比較検討してから設置しましょう。

高画質でプロジェクターを投影する条件

今回の比較から、高画質でプロジェクターを投影する条件には①表面色②生地凹凸が重要であり、プロジェクタースクリーンを使用することが高画質で映像を再現できることがわかりました。

表面色は白

白壁
プロジェクタースクリーンの表面は白色ですが、これには理由があります。白色は最も輝度を得ることができる色ですので、プロジェクターが遠い距離にあっても鮮明な映像を映し出すことが可能になります。もし壁に直接プロジェクターを投影する際には、白色の壁で行うと良いでしょう。

凹凸が少ない壁紙

ハイビジョンマット2
高画質でプロジェクターを投影するためには、凹凸が目立つものに映すと映像の歪みの原因となってしまいます。しかしながら、高画質を映し出すためには必ずしも凹凸がなく滑らかなものが良いわけではありません。
シアターハウス製プロジェクタースクリーン用生地ハイビジョンマット2では、表面に微細なシボが無数にあります。この微細なシボが映像に変化を与え従来のものと比べて映像のコントラスト感が高くなり、メリハリのある映像を再現しています。

壁紙張り替え工事について

自分で壁紙を貼ることが不安な方は、内装業者などプロに依頼しましょう。張替え面積や時期・時間にもよりますが、プロジェクターを投影する面だけの張替えですとそこまで大きな費用にはなりません。工事にかかる時間も、2~3時間程度で完了します。DIYが好きな方は、自分で張り替えることに楽しみがありますが、プロの技術で工事をされたほうがより綺麗に満足する仕上がりが保証できますのでおすすめです。

シアターハウス製スクリーンのこだわり

プロジェクタースクリーンメーカーの「シアターハウス」では日本製の高品質なプロジェクタースクリーンを販売しています。製品は10年保証つき(一部対象商品は外)で安心してお使いいただけます。メールやLINE、お電話等でもスクリーンサイズや機種の選び方、設置についてのご質問など無料でお応えしておりますのでお気軽にご相談ください。

高画質視聴におすすめの商品

高画質視聴におすすめの商品を紹介します。

ケース付き電動プロジェクタースクリーン

ケース付き電動プロジェクタースクリーン当店人気No.1のスクリーンで、美しい曲線が特徴のキューブ型のスクリーンケース付き商品です。スクリーンの日焼けホコリからスクリーンを守ることができ、白い天井、壁に美しく設置できます。フルハイビジョン、4Kプロジェクター対応スクリーンです。

モバイルスクリーン


持ち運びができるタイプのスクリーン。床にスクリーンを置いて下から上に広げるタイプなので、天井や壁に傷をつけることなく使用できます。

掛図タペストリースクリーン

シンプルな構造で掛け軸の構造をしているタイプのスクリーン。スクリーン本体も軽量で、引っ掛けるフックを用意するだけのカンタン設置が可能です。

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