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石膏ボードにスクリーンを取り付けたいのですか可能ですか

石膏ボードにそのまま設置しますとネジが抜けスクリーンが落下してしまいます。必ず下地(補強)を行なってスクリーンを取り付けてください。

石膏ボードへの取付は、おススメしていないのですが、ほとんどの場合天井が石膏ボードでできていると思います。この石膏ボードといのは、強度が低く何も考えずに石膏ボードにネジを打ってスクリーンを取り付けると、ネジが抜けてスクリーンが落下してしまいます。

石膏ボードに直接取り付ける場合

石膏ボードへの取付スクリーン落下

しかし石膏ボードだと取り付けが不可能というわけでもありません。工夫次第で石膏ボードにもスクリーンを設置する事は可能です。

新築・改築の場合

まず新築中とか改築中だった場合には、業者さんにスクリーンの取り付ける場所に12mm厚のベニヤ板などを下地としていれてもらえば、こんな感じでスクリーンを取り付ける事が可能です。

ベニヤ板を使用する

新築などではなく今ある部屋に取付する場合

この場合、新築・改築ではないので、簡単に下地を入れておいてなど頼むことができないので、石膏ボードの裏を走っている下地を探してその下地にネジを打つようにしなければなりません。
今回の方法は、木造で木の下地が入っている場合の方法です。建物によっては、木ではなくアルミなどが入っている場合があります。その場合には今回の方法は有効でなありません。

石膏ボードの下地とは

石膏ボードの裏には、石膏ボードを留めるための下地が入っています。

石膏ボード裏の下地について

ちょっと事務所の天井裏に入って下地を撮影しました。
下地とはこの事です↓

天井裏の下地とは

もちろん下からみただけでは、この下地の場所はわかりません。そこで下地探しの出番です。

↓下地探し
下地さがし その1

↓先を押すと針がでてくる

下地探し その2

この下地探しは、けっして特殊なものではなくホームセンターなどにいけば普通に売っています。だいたい500円縲鰀1000円くらいだと思います。これを天井に押し当てると針が天井を刺す形となり、下地がある部分を刺すと途中までしか刺さらないのでこれによって下地のある場所を探すというわけです。
この下地の場所がわかれば、あとはこの下地のある部分にマウントブラケットをネジ止めすればいいんですが、通常こううまくはいきません。
スクリーンを取り付ける時は、必ずスクリーンの両端にブラケットがくるようにネジ留めしないといけないのですがスクリーンの両端にうまく下地がくるとは限りません。
この場合どうするのかというと、下の図のように12mm厚のベニヤ板などをスクリーンの大きさ、下地の位置をみて適度な大きさにカットします。ここで重要なのは、横幅でスクリーン幅よりも大きくして、両端とも下地にネジ留めできるくらいの、幅があるといいです。ベニヤ板の奥行き自体は100mmもあれば十分です。

設置例

ベニヤ板のカットは、ホームセンターによっては1カット30円とかでしてくれる場所もあります。ベニヤでなくても似たような大きさの木材であればそれで結構です。
あとは、天井に取り付けた木材に通常通りにスクリーンを取り付ければ完成です。
天井が白色とかだったらカットした木材をペンキなどで白く塗ると自然に仕上がります。気になる場合は、そのように作業をしてください。
こんな感じで取付ができるのですが、自信のない方はお近くの大工屋さんなどに頼むといいでしょう♪

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