壁掛け式プロジェクタースクリーンのおすすめ3選!タペストリー感覚で手軽に大画面!
ホームシアターから会議のプレゼン用まで、プロジェクターからの映像を大画面に投影するプロジェクタースクリーン。
大画面でゲームや動画配信を観たり、キャンプやアウトドアで映画を楽しむなど利用場所やシーンなど環境によって最適なスクリーンも変わってきます。さらにプロジェクタースクリーンは、自動で巻き上げる電動モデルや、壁掛けで使用する手軽モデルなどラインナップも豊富です。
いろいろな設置方法がありますが、今回は壁掛け式プロジェクタースクリーンの選び方やおすすめの商品を紹介していきます。
目次
プロジェクタースクリーンの選び方
スクリーンサイズを選ぶ
プロジェクタースクリーンには、テレビを購入するときのようにサイズを選ぶ必要があります。
大きすぎるサイズを購入したため、視線の動きが大きくなり目が疲れてしまう場合や、反対に小さすぎて迫力が無い映像になる場合もあります。
さらに、プロジェクタースクリーンは、ホームシアターとビジネス用途によってスクリーンサイズの決め方が異なります。
ホームシアター用途の場合、家庭用で重要視されるのは映像の綺麗さと迫力のある大画面です。家族単位の少人数で視聴する場所から高画質を楽しむための最適なサイズをおすすめしています。
ビジネス用途の場合、重要視されるのは大人数で映像を視聴しても確実に認識できることです。大人数で映像を視聴した場合にも各々が認識できることが一番重要になります。
ホームシアター用途のスクリーン画面サイズの決め方
家庭用のホームシアターの場合には、目線からスクリーンまでの距離(視聴距離)を測ります。距離がわかると推奨サイズが算出できます。ホームシアターの場合、アスペクト比は16:9になります。
おすすめスクリーン推奨サイズの算出計算式は、「視聴距離(cm)÷3」=推奨サイズになります。
おすすめインチサイズ早見表からサイズを確認することもできます。
映画館の前列が好み(大きめの画面が好み)の場合は、「視聴距離(cm)÷2.5」で計算すると大きめの画面のサイズになります。
注意:プロジェクターの設置位置が限られている場合は予めプロジェクターの投射距離を確認しておきましょう。
ビジネス用途のスクリーン画面サイズの決め方
スクリーン設置予定の上部からの床までの高さを計測すると設置できるスクリーンの最大サイズがわかります。
推奨視聴距離も考慮して、最適なサイズを選択してください。
天井高さの目安として事務所は240cm~270cm、教室などは300cm前後が多いようです。
設置できる最大のスクリーンサイズは、最大映写可能画面高さ=「スクリーンの上部から床までの高さ」-「視聴者の頭から床までの高さ」になります。
上記で算出された値が、スクリーンの高さに近いものが最大のインチサイズになります。
ビジネスや学校で利用する場合、アスペクト比はWXGA(16:10)やスタンダード(4:3)を参考にしてください。
次に、ビジネス用の推奨視聴距離は、「最短がインチサイズ×20倍、最長がインチサイズ×100倍」で算出できます。
上記の最大スクリーンサイズと推奨視聴距離を考慮してインチサイズを決定してください。
注意:プロジェクターの設置位置が限られている場合は予めプロジェクターの投射距離を確認しておきましょう。設置場所までの搬入経路も確認し、スクリーンが納入できるかも事前に確認が必要です。
プロジェクタースクリーン画面サイズの決め方について下記ページで詳しく説明しています。
【プロジェクタースクリーン画面サイズの決め方】
スクリーンの画面比率(アスペクト比)を確認する
画面比率(アスペクト比)は、映像(映画、テレビ、動画)における縦横比のことです。ワイド(16:9)とスタンダード(4:3)の2つを基本と考えることが多いです。
プロジェクター・スクリーンはテレビと同じく、大きさをインチで表現されます。インチとは対角線の長さを指し、1インチは25.4ミリメートルです。100インチとは対角線が2510mmサイズのことを表します。
インチサイズとは対角線の長さを指しますので、画面の比率が変わると全体の縦、横サイズが変わります。
画面比率として16:9(ワイド)、16:10(WXGA)、4:3(スタンダード)、2.35:1(シネスコ)の4種類が代表的です。
16:9(ワイド)は、横幅16、高さ9 の画面比率です。「ワイド比率」とも呼ばれ、ホームシアター・映像視聴向け比率です。
16:10(WXGA)は、横幅16、高さ10 の画面比率です。「WXGA」とも呼ばれ、PC画面・パワーポイントなど主にビジネスシーンで使用されます。
4:3(スタンダード)は、横幅4、高さ3 の画面比率です。「スタンダード」とも呼ばれ、アナログテレビや古いPC画面に採用されていました。
2.35:1(シネスコ)は、横幅2.35、高さ1 の画面比率です。「シネマスコープ」の略で映画に使用されている比率です。シアターハウスでは特別注文スクリーンとして制作いたします。
こちらのページで詳細をまとめていますので合わせて参考にしてください。
【画面比率について(16:9と4:3、16:10の違い)】
ブラックマスク有り無しの違い
プロジェクタースクリーンには、大きく分けて2種類のマスクタイプがあります。
四方が黒い縁で囲われている「ブラックマスク」と全面が真っ白な「マスクフリー(マスクなし)」タイプです。
ブラックマスクタイプは、スクリーン周りの黒フチのことで、映像部分との境目がはっきりとして、映像が締まって見える効果があります。映画との相性が良いことから、ホームシアターでは8割程度の方がブラックマスクスクリーンを選ばれています。
一方、マスクフリー(マスクなし)タイプは、さまざまな画面比率でも違和感なく映像を投射できるメリットがあります。ビジネス・店舗・学校などは映し出す映像の画面比率が多種にわたる場合が多いため、どの比率でも違和感なく投射できるマスクフリー(マスクなし)をオススメしています。また、お部屋のデザインに合わせて圧迫感を無くす理由でマスクフリー(マスクなし)を選択されるケースもあります。
こちらの記事で詳細をまとめていますので合わせて参考にしてください。
【ブラックマスク有り無しの違い】
スクリーンのタイプ
プロジェクタースクリーンは一度購入すると長く使用する商品になります。
目的や使用環境に合ったスクリーン機種を選ぶことが重要です。予算重視からスクリーンを選ぶのではなく、使用頻度、設置環境を踏まえてスクリーン機種を選びましょう。
壁掛け式(タペストリータイプ)とは
壁掛け式(タペストリータイプ)スクリーンは、掛け軸の構造を採用したスクリーンです。スクリーン生地の上下にアルミパイプがついていて壁に吊り下げて使用します。巻き上げ収納する時は下のアルミバーに巻き付けて収納します。
壁掛け式(掛け軸・タペストリータイプ)のメリット
メリットとして、軽量で持ち運びも簡単に行えます。部品点数も少なく、構造がシンプルなので他の機種に比べお求めやすい価格となっています。
壁掛け式(掛け軸・タペストリータイプ)のデメリット
デメリットとして、スクリーンを巻き上げるときには手動で下部アルミバーに巻きつけて収納させる必要があり、頻繁に昇降を行う場合は手間がかかります。きれいに巻き上げないとシワの原因にもなり注意が必要です。
こちらの記事で壁掛け式やその他の設置方法の詳細をまとめていますので合わせて参考にしてください。
【プロジェクタースクリーン機種の選び方】
壁掛け式(掛け軸・タペストリータイプ)プロジェクタースクリーン
- 軽量タイプで設置、持ち運びがラクラク
- 女性一人で設置可能!ネジ付きフックなどに引っ掛けるだけ
- フルハイビジョン、4K映像にも対応したスクリーン生地
16:9(ワイド)、16:10(WXGA)、4:3(スタンダード)画面比率の80インチから220インチのラインナップをしています。さらに16:9(ワイド)の場合、ブラックマスクとマスクフリー(マスクなし)から選ぶことができます。ホームシアターからビジネス用途まで幅広いシーンで利用することが可能です。
おすすめの掛図タペストリースクリーン 16:10 200インチ BTP4308XEH
生地幅 | 4308mm |
生地高さ | 2692mm |
製品全幅 | 4408mm |
製品全高 | 2762mm |
製品重量 | 7.8kg |
掛図タペストリースクリーン【BTP4308XEH】は、画面比率16:10(WXGA)の200インチマスクフリープロジェクタースクリーンです。200インチの大画面ですので、学校施設や大空間で使用ができ人気です。
おすすめの掛図タペストリースクリーン 16:9 100インチ BTP2214WEM
映写幅 | 2214mm |
映写高 | 1245mm |
生地幅 | 2264mm |
生地高さ | 1345mm |
ブラックマスク上黒生地高さ | 50mm |
製品全幅 | 2364mm |
製品全高 | 1415mm |
製品重量 | 2.8kg |
掛図タペストリースクリーン【BTP2214WEM】は、画面比率16:9(ワイド)の100インチブラックマスクプロジェクタースクリーンです。人気の100インチブラックマスクタイプです。
おすすめの掛図タペストリースクリーン 16:9 120インチ BTP2660WEH
生地幅 | 2660mm |
生地高さ | 1496mm |
製品全幅 | 2760mm |
製品全高 | 1566mm |
製品重量 | 3.4kg |
掛図タペストリースクリーン【BTP2660WEH】は、画面比率16:9(ワイド)の120インチマスクフリープロジェクタースクリーンです。100インチより一回り大きいサイズで大迫力の映像を楽しめます。
壁に穴を開けなくても設置できるクイックボール
スクリーン設置用ポールクイックポール【QP-100S】とは、シアターハウス製スクリーンが工事なしで設置できる設置ポールです。
※クイックポールは他社製プロジェクタースクリーンの取付けには対応しておりません。
天井と床を突っ張ぱるタイプのため壁や天井にネジなどで固定する必要がなく、建物に傷が付きません。 対応天井高さは200cm~318cmで使用可能です。
クイックポールを使う事で、壁に穴を空ける事なくスクリーンの取り付けが可能ですので、賃貸で天井や床に傷を付けたくない方や、家に傷を付けるが嫌な方には最適です。 天井高に合わせてカスタム注文ができ、軽量で持ち運び設置が簡単です。 設置が簡単でスクリーンの取り付けが容易になります。
結論!壁掛け式プロジェクタースクリーンで手軽に大画面を楽しもう!
今回は、壁掛け式プロジェクタースクリーンを紹介しました。吊り下げ式(天吊りタイプ)と違い、大掛かりな取付工事や手配の手間が必要ないので手軽に設置することができます。スクリーン本体も軽量ですので、寝室やリビング、子供部屋など幅広く持ち運ぶことも可能です。いろいろと活用することで迫力の大画面を身近に楽しめますね!
壁掛け式以外にも各シーンや設置環境に応じて、プロジェクタースクリーンには取り付け設置方法やサイズなどが豊富にあります。大画面スクリーンで観たい場所やプロジェクターを置く位置、部屋の広さ、天井の高さなど設置環境がわかると適正なプロジェクタースクリーンを選ぶことができます。
スクリーンを設置するには、壁掛けや天吊りでは工事も必要な場合があります。プロジェクターの光をきれいに投影するためには、できるだけ部屋を暗くする必要がありますが、ホームシアターでは大画面で非日常を、ビジネスではプレゼンの魅力を充分に伝えることが可能です。
ぜひ今回紹介したプロジェクタースクリーンの中から、お気に入りの壁掛け式プロジェクタースクリーンを見つけてみてください。
プロジェクタースクリーンの売れ筋ランキング
プロジェクタースクリーン商品一覧と各スクリーンのランキングをまとめています。お求めのシーンに応じたスクリーンをチェックしてみてください。
プロジェクター専門店のシアターハウスでは、用途や環境に応じたプロジェクタースクリーンを幅広く取り揃えています。
累計100,000人以上の導入実績があり、お客様に安心して購入いただけるよう最長で生涯無料保証をつけております。プロジェクタースクリーンに採用している部品はすべて日本製を使用しており、北陸の福井県の工場で1つ1つ職人達が手作りしています。シアターハウスのプロジェクタースクリーンをご利用されたお客様が安心して大画面の迫力ある映像を楽しんでいただけることを目指しています!