ブラックマスク有り無しの違い
シアターハウスのフロントスクリーン(前面投射スクリーン)のラインナップは大きく分けると2種類のスクリーン仕様があります。
1つが「ブラックマスクスクリーン」もう1つが「マスクなし(マスクフリー)スクリーン」です。
ここではそれそれの違いや特徴についてご紹介いたします。
仕様の違い
まずはそれぞれの仕様の違いから説明します。
ブラックマスク(フルマスク)
スクリーン四方が
黒い縁で囲われているスクリーン。
マスクなし(マスクフリー)
黒縁がない
前面真っ白なスクリーン
映写部分の生地や、メカ部分は製品タイプが同じであれば同じものが使用されています。
※ブラックマスクは、ワイド(16:9)のみのラインナップになります。
ブラックマスクのメリット
ブラックマスクを使用すると、スクリーンの縁が引き締まり、映像がより鮮明に感じられます。
特にフルマスク仕様の場合、コントラスト感の高い映像体験が得られます。
※画像はイメージです。環境によって見え方は変わります。
ホームシアターでのおすすめ
ホームシアターではブラックマスク付きが人気
従来のホームシアターでは、黒フチが映像の引き締め効果を高め、視覚的な安定感が得られることから、8割程度の方がブラックマスクスクリーンを選択されています。しかし、近年では、よりシンプルで空間に溶け込みやすい「マスクフリー」を選ぶ方も増えてきています。
部屋のインテリアに合わせてマスクなしを選択
最近では、部屋のデザインやインテリアに合わせて「マスクなし(マスクフリー)」を選択するケースが増えており、特に壁面が黒くない場合に自然な一体感を演出できます。
マスクなし(マスクフリー)のメリット
マスクなし(マスクフリー)のメリットはさまざまな画面比率でも違和感なく映像を投射できるという点です。下記のマスクなしで、よくある画面比率の映像を映したイメージをご覧ください。
画面比率について»
マスクなし(マスクフリー)で様々な比率の映像を映したイメージ
マスクなしではスクリーン幅に合わせてプロジェクター映像を投影することでどの比率でも違和感なく映像を投映することができます。※実際は周りが暗いためここまで目立つものではありません。
ブラックマスクで様々な映像を映した時
映像はぴったりマスクの中に納まります。
上下が若干の隙間が見えます。
左右に若干の隙間が見えます。
映像とスクリーンが同じ画面比率だと問題ありませんが、違う比率だと、ブラックマスクと映像の間に隙間ができてしまいます。隙間ができてしまうとブラックマスクの効果である画面が締まって見える効果がなくなってしまいます。
ビジネスシーンではマスクなし(マスクフリー)がおすすめ
ビジネス・店舗学校などは映し出す映像の画面比率が多種にわたる場合が多いため、どの比率でも違和感なく投射できるマスクなしをオススメしています。
ブラックマスク有り無しの違いまとめ
ブラックマスクの有無による映像体験の違いは、使用環境や好みによって異なります。映像のコントラストを重視する方にはブラックマスクありをおすすめします。
逆に、異なる画面比率での映像表示を柔軟に行いたい場合や、より軽快な視覚体験を求める方にはマスクなし(マスクフリー)をおすすめします。
こちらの動画もチェック
ブラックマスク有り無しについては、こちらの動画で説明しています。ぜひ参考にしてみて下さい。