プロジェクターの選び方

カテゴリー: プロジェクター

プロジェクターにはホームシアター用とビジネス用途のプレゼン用の2種類あると以前の記事で紹介しました。

ホームシアター用のプロジェクターがほしいというときにはメーカーからいろんな種類のプロジェクターが発売されていて結局何が違うの?とかどれを選べばいいの?という質問が多くいだだきます。

今回はプロジェクターを選ぶ時のポイントを紹介します。

プロジェクターを選ぶ時は大きく分けて3つのポイントがあります。

  • 明るさ(ルーメン)
  • 設置性(投射距離・レンズシフト機能)
  • 本体サイズ・デザイン

明るさ(ルーメン)

プロジェクターから出る映像の明るさです。
プロジェクターのカタログにには輝度とか光出力とかで記載されてます。
「ルーメン」という明るさの単位えで表示されていて、この数字が大きければ大きいほど画面が明るくハッキリとした映像を楽しむことができます。※部屋を暗くする必要性について

画面の見え方というのは周りの明るさと映像の明るさとの差が大きければ大きいほど見えやすくなります。

例えば、日中の太陽光が入るような部屋だとすごく明るいプロジェクターで投射してもほとんど映像は見えませんが、深夜の照明を一切点けていない部屋で投射すると画面がハッキリと見えます。

リビングなどの真っ暗にできない環境でホームシアターを楽しみたい!という方は明るい(ルーメン数が高い)プロジェクターを選ぶと映像が明るくなり見やすくなります。逆に窓に遮光カーテンがあって真っ暗にできる環境ならば1000ルーメンぐらいの明るさでも全く問題ありません。

設置性

希望の画面サイズをスクリーンに映す為にはスクリーンと一定距離を空ける必要があります。
その距離というのはプロジェクターの機種、希望する画面サイズによって条件は異なります。
なのでスクリーンを購入する前にはあらかじめプロジェクター機種も数機種に絞り込んでおき実際に設置して画面が収まるか、小さすぎないかを確認しておきましょう。

参考としてエプソンのEH-TW3600と三菱LVP-HC3800を比べてみましょう。どちらもホームシアター用フルハイビジョン対応プロジェクターで画質についてはまったく申し分ない商品です。

それぞれの機種でワイド100インチサイズを映すために必要な距離(投射距離)を確認してみましょう。

LVP-HC3800はスクリーンからレンズ面まで310cm~460cmの距離に置くようになっています。では次にEH-TW3600の投射距離を見てみましょう。

スクリーンからレンズ面まで298cm~636cmの投射距離が必要になっています。もし投射距離が300cmの環境の場合、LVP-HC3800だと100インチがギリギリ映せません。

しかし投射距離が短い距離で大きいサイスを投射できるEH-TW3600だと映すことができます。製品の投射誤差もあるのでギリギリの距離だと希望していたサイズが映らない時もあります。余裕のある設置位置とする必要がありますがどちらにしても短い投射距離で大きいサイズを映すことができるEH-TW3600の方が設置性が高いということになります。

そのほかの機能としてLVP-HC3800よりEH-TW3600の方がレンズシフトもついていて微妙な画面調整にはレンズシフト機能が重宝します。< /br>
LVP-HC3800は設置性が多少劣りますが、その分高画質な映像をお手軽価格で購入したい人向けには丁度良く、EH-TW3600は画面位置調整も簡単に行えて、限られた距離の中でできるだけ大きいサイズを映したいという方にオススメできるといえます。

本体サイズ・デザイン

本体サイズやデザインも重要な要素です。棚に置いて投射する場合や天井に吊るす場合など本体が大きくて目障り、設置できないということもあります。

また、3つのポイントに入っていませんがもちろん画質も重要です。

こればかりは個人の好みなどもあるのでこのプロジェクターを選んでおけば間違いなし!とはなかなか言えませんが、やはり実際の映像をみてもらうことがイチバンです。

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