ブラックマスク有り無しの違い
シアターハウスのフロントスクリーン(前面投射スクリーン)のラインナップは大きく分けると2種類のスクリーン仕様があります。 1つが「ブラックマスクスクリーン」もう1つが「マスクなし(マスクフリー)スクリーン」です。
ここではそれそれの違いや特徴についてご紹介いたします。
仕様の違い
まずは仕様の違いからです。
ブラックマスクは、スクリーンが四方が黒い縁で囲われています。 一方の
マスクなし(マスクフリー)は黒縁がない前面真っ白なスクリーンのことを言います。
それ以外の映写部分の生地や、メカ部分は製品タイプが同じであれば同じものが使用されています。
ブラックマスクのメリット
ブラックマスクとは、スクリーン外周の黒いフチ部分のことを指します。ブラックマスクの効果はテレビのベゼル部分(外周)が黒いのと同じです。映像のすぐ横にブラックの部分があると、目の視覚効果から、よりコントラスト感の高い映像を感じられます。
つまり同じ映像でも 映像のフチ部分が黒い場合(ブラックマスク有り)と、白い場合(ブラックマスク無し)を比較すると全く同じ映像でもブラックマスク有りの方がよりコントラスト感の高い映像、締りの良い映像を感じることが出来ます。これがブラックマスク効果と呼ばれるものです。
ホームシアターではブラックマスク付きが人気
黒フチがある事で、映像が締まり映画とは相性がバツグンによいことから、家庭で映画やDVDを楽しむホームシアターでは8割程度の方がブラックマスクスクリーンを選択されています。
部屋のインテリアに合わせてマスクなしを選択
逆に部屋のデザインに合わせて、マスクなし(マスクフリー)を選択するケースもございます。例えば上の写真だと部屋の壁に黒ふちがあると圧迫感があるとの事でブラックマスクなしのを選択されております。
マスクなし(マスクフリー)のメリット
マスクなし(マスクフリー)のメリットはさまざまな画面比率でも違和感なく映像を投射できるという点です。下記のマスクなしで、よくある画面比率の映像を映したイメージをご覧ください。
画面比率について»
マスクなし(マスクフリー)で様々な比率の映像を映したイメージ
マスクなしではスクリーン幅に合わせてプロジェクター映像を投影することでどの比率でも違和感なく映像を投映することができます。
ブラックマスクで様々な映像を映した時
それではブラックマスクで様々な映像を映した時のイメージをご覧ください。
映像とスクリーンが同じ画面比率だと問題ありませんが、違う比率だと、ブラックマスクと映像の間に隙間ができてしまいます。隙間ができてしまうとブラックマスクの効果である画面が締まって見える効果がなくなってしまいます。
ビジネスシーンではマスクなし(マスクフリー)がおすすめ
ビジネス・店舗学校などは映し出す映像の画面比率が多種にわたる場合が多いため、どの比率でも違和感なく投射できるマスクなしをオススメしています。
ブラックマスク有り無しの違いまとめ
ブラックマスクの仕様の違い、ブラックマスク、マスクなし(マスクフリー)それぞれのメリットを説明しました。シアターハウスではご家庭でDVDや映画、ビデオなどを視聴するのであればブラックマスク付きタイプを、会社の打ち合わせやプレゼンテーション、学校などで使用目的の場合には様々な画面比率に対応するマスクなし(マスクフリー)タイプがおすすめです。
こちらの動画もチェック
ブラックマスク有り無しについては、こちらの動画で説明しています。ぜひ参考にしてみて下さい。