設置方法 大型電動プロジェクタースクリーン

※販売終了いたしました。
この機種の最新機種はこちら

スクリーン用下地の準備する

重量があるスクリーンの設置となりますので、必ず下地が必要です。下地として、ベニヤ板(コンパネ)の厚さ12mm以上をスクリーンの取付け位置に準備をお願いします。下地の取り付けは、落下の心配がないよう確実に取り 付けてください。

スクリーンを天井に設置する場合

電動スクリーン天井設置

ネジを打つ部分は、実際スクリーンの両端のみとなっておりますが、上記の画像くらい大きなものを入れておくと間違いありません。

スクリーンを壁に設置する場合

電スクリーン壁付け設置

壁面への設置の場合も必ず下地が必要です。下地として、ベニヤ板(コンパネ)の厚さ12mm以上をスクリーンの取付け位置に準備をお願いします。下地の取り付けは、落下の心配がないよう確実に取付けください。下地の寸法については上記の図を参考にしてください。

ネジを打つ部分は、実際スクリーンの両端のみとなっておりますが、上記の画像くらい大きなものを入れておくと間違いございません。

ケーブル配線について

大型電動スクリーンには、リモコン式、スイッチ式の2種類があり、それぞれケーブル配線に違いがあるのでそれぞれ以下を参考に配線をしてください。

リモコン式のケーブル配線

リモコン式スクリーンの場合

リモコン式の場合、視聴位置からみて、右端に電源(100V)の準備をお願いします。電源はコンセントもしくは、ビニル電線がむき出しの状態でも構いません。

スイッチ式のケーブル配線

壁付けスイッチの場合

壁付けスイッチの場合、視聴位置からみて右端から、壁付けスイッチの場所まで1.6Φの銅芯線の3芯線を通していただいて、更に壁付けスイッチまで電源(100V)も引いておいてください。

スクリーンの設置方法

大型スクリーン部材

大型スクリーンの部材内容は以下の通りとなります

  • パイプ(スクリーン生地、軸受け付き)
  • ブラケット2個(モーター側用 と モーター反対側用の2種類 ネジ付き)
  • モーター
  • リモコン
  • リモコン操作の説明書

ブラケットを天井にとめるためのネジは付属されておりませんので、お客さまの元で、天井にあったネジをお選びください。

スクリーン取り付けの流れ

ブラケットの取り付け、モーターの組み込みが終わりましたら、いよいよスクリーンの取り付けとなります。スクリーンは重たく取り付けは一人では、大変難しいので作業は必ず2人以上で行ってください。

全体の流れとしては、まず最初にモーター側から取り付けをして、次にモーターの反対側の取り付けを行います。簡単な動画ですが作業の流れのようなものはわかると思いますので以下の動画もあわせてご覧になってください。

ブラケットを確認する

大型スクリーンの設置には、ブラケットと呼ばれる金具を天井に取り付ける必要があります。このブラケットには「モーター側用」と「モーター反対側用」の二種類があります。この二種類を間違えた場所に取り付けないよう区別できるようにしてください。

ブラケットの判別については以下の画像をご覧ください。

大型スクリーンの設置

サイドブラケットを天井に取り付ける

サイドブラケットには、ネジ穴が4箇所ずつあります。つまりその4箇所にネジを打って天井にブラケットを取り付けます。このときに気をつける点がいくつかあります。

まずブラケットの取り付けですが、確実に下地補強されている場所に取り付けを行ってください。石膏ボードのような弱い天井に取り付けを行うとスクリーンが落下するなどの危険性があります。

次にブラケットの位置についてです。先ほどブラケットには2種類あるといいましたが、スクリーンを正面にみて右側に「モーター側用」左側に「モーター反対側用」を取り付けてください。このマウントブラケットの間隔ですがサイドブラケットの一番外側からもう1つのブラケットの外側が製品全幅となるように取付けを行ってください。

サイドブラケット間隔

ブラケットの種類、間隔が違うと正常に取り付けができませんので正確にブラケットを取り付けください。また取付けは以下のようにネジでしっかり取付ける必要があります。

ブラケットの取り付け例

モーターを組み込む

材料を見ると、ブラケットの他にスクリーン生地がまいてある長いパイプがあるのがわかると思います。そして別に短い箱がありその中をみるとモーターが入ってますのでそれをパイプに挿入します。

パイプを見ると、左側(モーター反対側)には、すでに軸受けが入ってますので、その反対側(右側)にモーターを挿入します。モーターの挿入について注意点があり、パイプをよく見ると深い溝と浅い溝があるのがわかるかと思いますのでその浅いところにモーターのリブ(突起物)が入るように取付けてください。以下の画像を見ていただくとわかりやすいかと思います。

モーター挿入の最初部分

モーター挿入の最後部分

モーター側の取り付け

まず最初にモーター側の取り付けを行います。取り付けはというと、ブラケットに軸を挿し込むという感じになります。ブラケットをみつと針金のようなものにネジがついていると思いますのでそのネジを取り外してください。

そしてその針金を手で軽く開いてスクリーンのモーターの溝とブラケットの溝が合えば、パチッと音をたてて針金がモーターの溝に引っかかり取り付けができます。この取り付けるときに、コードが上向きになっていたほうが仕上がりがきれいに見えます。そして最後に取り外したネジで針金を固定してモーター側の取り付けは完了です。

以下の図が、取り付けたときの様子になります。取り付けたときにこのような形になっているか確認ください。

モーター反対側の取り付け

モーターの反対側は軸受けに軸を乗せるだけですので、モーター側に比べると比較的簡単にできます。注意点としては、ブラケット同士の間隔によっては、軸受けとパイプの軸との距離が離れていて正常に取り付けできない場合があります。そういった時には、パイプについている軸を少し伸ばして軸受けに軸が十分に乗るようにしてください。軸受けは大体10mmほど伸びるようになってます。

軸受けとは

軸受けに軸が十分にのったら、最後に付属されているネジで軸と軸受けを固定します。軸受けにはそれようのネジ穴がありますのでネジ穴がちょうどいい位置にないときは、もう一度取り外して軸を伸ばしたりしてネジ穴の位置を調整してください。
以下ネジを取り付ける前の写真になります。

以上の作業が終わりましたら基本的な取り付け作業は完了です。

電源について

モーター側を見るとコードがあるのがわかるかと思います。こちらは直接電源とつなげても結構ですし、コンセントを先端に取り付けるという方法も大丈夫です。直接電源とつなげる場合は、必ず電気工事士の資格をもってる方が作業を行ってください。

リモコンの設定について

設定をする事で、スクリーンがどの位置まで下りて、どの位置まで上がるという設定が可能になります。リモコンの説明書をみてスクリーンの設定を行ってください。

リモコン式での設定方法

この大型スクリーンは、設定をすることで、スクリーンをどこまで巻き上げるか、降ろすかを設定する事が可能です。動画での説明もございますので、こちらの動画もご覧ください。

リモコン式の設定方法

最初に、スクリーンの上限位置の設定をします。まずスクリーンに電源が入っている事を確認します。電源が入っているのを確認できたら、リモコンのアップボタンを押してください。スクリーンが上がらないのを確認したら、リモコンのアップボタンとダウンボタンを5秒押します。するとスクリーンが上下に動きますので、ご確認ください。

すると、上限位置の設定モードに入りますので、リモコンのアップダウンを押してスクリーンをどこまで巻き上げるのか位置を決定します。ちょうどいい位置まできたら、ストップボタン(myボタン)を2秒押すと、先ほどのようにスクリーンが上下して上限位置の設定が完了となります。

リモコンの連続操作について

リモコンは、省電力モードの関係で、5秒以上連続して操作することができません。5秒連続してボタンを押していると信号が2秒だけ切れるようになっております。これは故障ではございませんので安心してご利用ください。またこのように5秒以上ボタンを押すというのは、日常使用では使うことはなく、この設定の時のみそのような症状がでます。

次にスクリーンをどの位置まで降ろせるようにするかの下限位置の設定です。ダウンボタンを押すとスクリーンが下に下がってくので自動的に止まるまでリモコンを操作しないでください。

スクリーンが止まったら、アップボタンとダウンボタンを先ほどと同様に5秒間押します。すると同じようにスクリーンが上下に動き下限位置の設定モードに入ります。

スクリーンを希望とする位置まで降ろせるように、リモコン操作でスクリーン位置を決定します。希望とする位置までスクリーンを降ろすことができましたらストップボタンを2秒押して完了となります。このときも先ほど同様にスクリーンが上下に動きます。

スクリーン連続動作の注意点

2、3回の上げ下ろしなど一般的な使用範囲では問題ございませんが、スクリーン位置設定の時のようにスクリーンの上げ下げ回数が極端に多くなる場合、ボタンを押してもスクリーンが動作しなくなる場合があります。それはモーター保護回路が働いているためで、モーターが焼け焦げることがないよう、ある一定の温度になると停止するようになっております。その場合30分ほどおく事で元通りに動作するようになります。

スイッチ式での設定方法

スクリーン向かって右側(モーター側)を見てみると黄色いカバーがついているので、そのカバーを取外します。

カバーを取り外す

カバーが外れると白と黄色のボタンが出てくるので、そのボタンを二つとも押してください。これでスクリーンが設定モードに入りました。

まず上限位置から設定をしたいと思います。上限位置とはスクリーンをどの高さまで巻き上がるのかという設定で、アップボタンもしくは、ダウンボタンを押してスクリーンを希望とする位置まで動かします。希望とする位置でスクリーンを止めたら最初に押した、白のボタンを押して元に戻しましょう。これで上限位置の設定は完了です。

次に下限位置の設定です。ダウンボタンを押してこちらもまた、スクリーンを希望の場所まで降ろしましょう。希望とする場所までスクリーンを降ろすことができたら、次は黄色もボタンを押します。これでスクリーン位置の設定は完了です。

次回からは、設定した位置でスクリーンが止まるようになります。

取扱説明書ダウンロード

リモコン式

LDR,WLDシリーズ リモコン式取扱説明書ダウンロード

リモコン式 スクリーン上限、下限位置設定手順書ダウンロード

スイッチ式

LDR,WLDシリーズ スイッチ式取扱説明書ダウンロード

スイッチ式 スクリーン上限、下限位置設定手順書ダウンロード

  • スクリーン詳細検索
  • SPIDERシリーズ適合機種検索
  • スクリーンサイズ計算
  • スクリーンサイズ一覧表

お問い合わせ