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ホームシアター事前の準備その7 プロジェクター画質を向上するために迷光対策をしよう

カテゴリー: ホームシアター

良い映像を得るのにとても重要なのが「迷光対策」です。迷光とはスクリーンに映像を映した時、その明るさがすぐ横の壁や天井を光らせ、その壁の光というか明るさがまたスクリーンに帰ってきてしまう現象です。その結果、黒が浮いてしまうというかグレーになってしまいます。映像の見た目のメリハリ感、コントラスト感を得るのに重要なのが黒はあくまでも黒く、白とか原色は鮮やかにという事です。

いくらスペックの高い、コントラスト比の大きい高級なプロジェクターを購入してもスクリーンのすぐ横が白い壁の場合、その性能を発揮することが出来ません。

例えるなら、総額1,000万円もする高級HiFiオーディオシステムを都会の雑踏の中で聴くようなものです。この場合、いくらオーディオシステム自体のノイズが少なくても何の意味もなさない事は想像できると思います。

迷光対策している専用室

迷光対策を考えているシアター専用室の例です。(照明を消すと実際はびっくりするくらいキレイに見えます)


迷光対策していない場合

今までの経験から特にまずいのが すぐ横に白い壁がある状態です。慣れてくると迷光がとても気になってくると思います。


リビングで設置スペースの関係でこのような配置になる場合、映像を楽しむ時だけ壁に黒い幕をつけると映像が劇的に改善します。シアター専用室を作るならこの辺にも注意することを強くお勧めします。

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