新築シアター構築時の準備手順その3 ホームシアター機器の設置場所を決めよう
プロジェクタースクリーンとプロジェクターの設置方法が決まったら、次にする事は「AV機器を置く位置を決める」という事です。
プロジェクター以外のAV機器とは一般的にDVDレコーダとかAVアンプの事です。これ以外にもブルーレイレコーダーとかPS3などのゲーム機も考えられます。普通はこれらをまとめて一箇所に設置しますね。設置する場所としてはいろいろありますが考えられる場所としては以下の通りです。
1.プロジェクタースクリーンの下または後ろ
2.視聴位置の横
3.視聴位置の後ろ
一番ポピュラーなのが1.の映写スクリーンの下または後ろですね。
それぞれの設置位置に対してメリット、デメリットがあります。
目次
プロジェクタースクリーンの下または後ろのメリット、デメリット
メリット
画面(スクリーン)に向かってリモコンを操作できるので見た目も操作も自然な感じになる。
正面に置いたテレビにもAV機器を簡単に接続できる。
デメリット
スクリーンを低いポジションにしたい場合、AV機器がスクリーンの後ろに隠れてしまう。
センタースピーカーの位置もスクリーンに隠れない位置に配置しなければならない。
AV機器の上にスクリーンにすると映像のポジションが高くなってしまう場合がある。
ブルーレイなど映像再生機器からプロジェクターまで長い映像ケーブルが必要になり、ケーブルを引き回す事になる。
(映像ケーブルが長くなれば画質劣化しやすいし、ケーブル自体も高価になります)
2.3. AV機器を視聴位置の横、後方に置いた場合のメリット、デメリット
メリット
DVDなど映像再生機器からプロジェクターまでの映像ケーブルが短くてすむ。(映像ケーブルが短ければ画質劣化しにくいし、
ケーブル自体も安価で済ます事が出来ます)映写スクリーンをかなり下方にまで降ろす事が出来るようになります。
デメリット
画面と違う方向にリモコンを向けて各種操作する必要があるので慣れるまで感覚的に違和感がある(かも)。
スピーカーの配線に関しては両者とも大きな違いはありません。
すなわちフロントにAVアンプを配置した場合はリアスピーカーへの引き回し配線が必要になり、リア/サイドにAVアンプを配置した場合はフロントスピーカーへの引き回し配線が必要になります。