リア透過フィルム3種類の比較
リア透過フィルムの種類は半透明(クリア)、乳白色、ブラックの3種類がラインナップしていますが、映像の見え方が変わってきます。各フィルムの見え方を比較してみました。
フィルムを貼りつけた時の見え方
厚さ3ミリの透明アクリル板に各リア透過フィルムを貼り付けた状態です。左から半透明(クリア)タイプ、ブラックタイプ、乳白色タイプです。乳白色、ブラックタイプはプロジェクター映像を移していないときフィルムの色がホワイト、ブラックとなり、奥の様子が全くみえないことがわかります。見えない効果を利用して目隠しの役割にも使えそうです。
室内で投映する
一般的な事務所の蛍光灯の明るさの環境で映像を映してみました。半透明(クリア)タイプは他のフィルムに比べ映像が薄い傾向があり、ブラックタイプは森や草の部分の色が濃く出ています。乳白色は青空や雲の明るい部分が明るく映っています。
明るめのプロジェクターであればブラックフィルムがおすすめですが、暗い(ルーメン数が低い)プロジェクター、周りが明るい環境であれば乳白色対応がおすすめです。
斜めから映像を投映する
映像を斜から見てみました。ブラック、乳白色は映像がはっきり見えますが、半透明(クリア)は映像が薄くなってしまっています。半透明(クリア)フィルムは正面に近い位置から認識できますが、ブラック、乳白色タイプは角度がある位置から視聴しても映像を確認することができます。
斜めから映像を見る
映像を斜から見てみました。ブラック、乳白色は映像がはっきり見えますが、半透明(クリア)は映像が薄くなってしまっています。半透明(クリア)フィルムは正面に近い位置から認識できますが、ブラック、乳白色タイプは角度がある位置から視聴しても映像を確認することができます。角度がある位置から映像がみえるようにしたい場合はブラックもしくは乳白色フィルムがおすすめです。
夜景や夜空など暗い映像を映す
夜空や夜景など暗い映像を映してみました。ブラックフィルムは夜空の黒い部分がしっかりと表現され、忠実な映像表現となっています。乳白色タイプは夜空の暗い部分は薄くなってイますが、花火の明るいところは明るく映っています。半透明(クリア)タイプも乳白色同様、夜空の部分が薄くなっていますね。結果として、黒や濃い色が多い映像を映す際にはブラックフィルムを選択されたほうが映像がはっきりします。