シアターハウス > メディア掲載 > ホームシアター専門誌『ホームシアターファイルPLUS 2020 AUTUMN Vol.06』にシアターハウスの電動スクリーン ケースなしとスクリーン設置ポールが紹介されました!

ホームシアター専門誌『ホームシアターファイルPLUS 2020 AUTUMN Vol.06』にシアターハウスの電動スクリーン ケースなしとスクリーン設置ポールが紹介されました!

ホームシアター専門誌ホームシアターファイルPLUS 2020 AUTUMN Vol.06にてシアターハウスの電動スクリーン ケースなしスクリーン設置ポールが紹介されました!

100インチは横幅2m強設置場所は意外と限定的

おうち時間が増え、この機会にプロジェクターによる100インチ級大画面のある生活をはじめたい!と思っている方も多いことだろう。
しかし、ここで立ちはだかるのがスクリーン問題。壁投写も不可能ではないが、実際のところ100インチともなると、画面の幅は2mを超えるので、そう都合よく壁面に「空きスペース」は見つからないもの。さらに、壁紙の色柄、エンボス加工のような凹凸、継ぎ目、汚れなども加味すると、もう奇跡に近いといえる。
こうした課題を一気に解消してくれるのが巻き取り式のスクリーンなのだが、これはこれでまた違った問題がある。取り付けるための「壁や天井の穴開け」だ。賃貸住宅ではご法度中のご法度で、そうでなくても新築だと勇気が要る行為。つまり、天井や壁に穴を聞けずに、スクリーンを設置できる方法があれば・・・そんな都合のいい事ってないかいか・・・いや、あります。あるんです!
そこで今回は、そんなお悩みを解決する設置方法を前編「アイデア・下準備」と次回後編「実際に設置してみた!」の2回でお届けする!

デッドスペースを見つけてスクリーンを設置しよう

プロジェクターは投写距離に応じて画面サイズが変わるという特性がある。また、スクリーンは100インチの場合、通常、両端の黒マスクが加わって、幅は2・3mくらいになる。この時点で、スクリーンが設置できる場所は否応なく絞られてくる。また、家族構成や間取りにもよるが、通常は扉などの開口部を避ける必要がある。できれば幕面が揺れないよう、エアコンの風が直接当たらない場所を選びたい。そう、設置場所は好みで選ぶというよりも、消去法で残る場所を見つける作業といってもよいだろう。しかし意外なスペースが活用できることも、それは「窓」だ。プロジェクターを利用する場合、部屋を暗くするのが好ましいので、スクリーンが開口部を隠すのは大きな問題にならない。また、開口部分にモノを置くケースは稀で、残された聖域といえるかもしれない。多くの家庭ではスペースが問題になりがちだが、ポジティブに「窓」から検討をはじめると、想定以上に楽々と計画が進む可能性もある。

安心、安全、使いやすい専用品を使う選択肢

設置方法でまず検討すべきは、「専用品」の活用だ。今回、特にご紹介したいのが、お手頃価格のスクリーンで人気「シアターハウス」の「クイックポール」。要は、突っ張りポールのスクリーン専用版。特長は、同社のスクリーンが確実に取り付けられるように、専用の金具が同梱されていること。また、耐荷重の面でも過不足なく設計されているので、安心かつ重厚になり過ぎないのもポイント。いくら丈夫でも建築現場の足場のようにゴツくてはインテリアに馴染まないし、価格バランスも然り。固定はパネの力に頼るが、ポールの長さは同梱のスペーサーで調整するなど、強度や耐荷重も考慮されているので利用しやすい。2本セットで15.273円(税抜)という価格設定も、スマートな専用品としては魅力的だ。

安価に楽しく自由設置DlYで設置柱を作る

「費用を抑えたい」「自分好みのインテリアとマッチさせたい・・・」そんなワガママを叶えてくれるのがDIYである。とはいえ、一筋縄ではいかず、強度や仕上がりも心配で完成後にボツ、ということもあり得る。試行錯誤はDIYの醍醐味の1つかもしれないが、もうちょっと気軽に完成度を高める方法なないものか・・・
ありました! しかもいくつか!
同じことを考えるライトなDIYファンも多いようで、建材として多く流通している2X4といった木材に、突っ張り部分などを簡単に追加するというアイデア製品群があり、今回はごく一般的なホームセンターで同様のコンセプトの製品を2種類発見。見た目のよさ、耐荷重、パーツのバリエーション、そして価格を勘案し、「LABRICO」を選択。
後から気が付いたが、この「LABRICO」の他にも「DIAWALL」といった製品があり、オシャレ賃貸DIY派には人気だそう。何より、総額で数千円に収まるのが素晴らしい!
今回、車で持ち帰るため、床から天井まで届く2・4m(8ft)もの木材を扱うのは難しいので、店舗でカットを依頼し、後でジョイント(LABRICOシリーズ)を用いて復元する方法を選択。2X4アジャスターを2つ、金属製の丈夫そうなジョイント2組、2X4材を2本、木材カット費用なども含め、出費は7,OOO円といったところ。
なお、出資は抑えられるが、2X4材は建築用なので、木目、節、表面の状態などは、家具や専用品の様に保証がない。心配な場合はネットショッピングではなく、店に出向いて品定めする「ひと手間」が必要だ。また、木材なので反りやしなりは避けられず、突っ張り部の緩みなどで倒壊の可能性もあり得る。住宅によっては天井側の強度不足や、地震も心配だ。リスクを承知した上での安全対策や、定期的なメンテナンスは覚悟が必要だ。
次回は今回ご紹介した2つの方法について、実際に設置する様子をお届けするのでお楽しみに!

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