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ホームシアター専門誌『ホームシアターファイルPLUS 2020 WINTER Vol.07』にシアターハウスの電動スクリーンが紹介されました!

ホームシアターファイルPLUS

ホームシアター専門誌ホームシアターファイルPLUS 2020 WINTER Vol.07にてシアターハウスの電動スクリーンが紹介されました!

シアターハウスの幕面とJVCとの相性はいかに?

独自開発の生地「ハイビジョンマット2」を採用し、4Kにも対応するシアターハウスのスクリーン。
そこで、JVCの4K/HDRプロジェクター2モデルと組み合わせて相性をチェック。
JVCならではのフィルムルックな画質をどのように再現するのか、折原一也氏が検証した。

独自開発の生地を採用し4Kへの対応もバッチリ

 自宅にホームシアターを構築し、大画面、そして高画質映像を楽しむなら、スクリーンの導入が不可欠。そんな入門者にお薦めなのが、福井市内でスクリーン製造・販売を手がけるシアターハウスのスクリーンだ。同社は直販を中心に販売するが、それゆえの手厚いサポートに定評がある。1㎝単位でスクリーンのサイズをオーダーできる上に特注にも対応。
すべてのスクリーンが10年保証付きで、万が一幕面が汚れても購入後10年以内なら現行価格の3割の価格で張り替えられる。それでいて、流通コストをカットすることでリーズナブルな価格を実現しているのだから選ばない手はない。

 同社を代表するスクリーンが、ケース付き電動スクリーンの「WCBシリーズ」だ。幕面に独自開発の4K対応の生地「ハイビジョンマット2」を採用。記事は3層になっており、網目状のガラス繊維の基布をPVCで挟み込む構造を採用している。生地表面は凸凹を少なくしており、4K像を投写した際のモアレを低減するという。光学特性は拡散タイプで、ピークゲインは0・95±10%。
スクリーンとして標準的な仕様を備える。

プロジェクターの性能差をストレートに引き出す

そんなWCBシリーズを、ホームシアター事例でも人気のJVCプロジェクター「LX ― NZ3」「DLA ― V5」の2台と組み合わせ、相性チェックを試みた。
まずは、JVCによるDLPプロジェクター第2弾モデル、LX ― NZ3で検証した。
DMDデバイス採用によってコストダウンを図る一方で、レーザー光源技術「BLU ― Escent」の採用による3000lmの高輝度が特徴だ。
WCBと組み合わせた画質は一言「明るい」に尽きる。HDR対応らしく、色乗りがリッチでビビッド。高輝度モデルなため、照明を落としたシアタールームで観ると暗部再現は物足りなさを覚える。ビデオ系映像の鑑賞かつリビング設置の方が好適なプロジェクターの個性を、スクリーンが引き出した格好だ。

 

もう一台の検証機はDLA ― V5。JVCのネイティブ4K「D ― ILA」デバイスを採用した本格的シアター画質のモデルで、ネイティブコントラスト40000:1を実現する。WCBとの組み合わせでは、これぞ本物の映像美と思わず唸らされた。
暗部階調は実になめらか。西表島の風景肉眼で見るような映像美が眼前に迫る。
 JVCのプロジェクター2台との比較だったが、価格帯が異なるだけに実力差も相応にある。WCBのクオリティという観点から述べると、各プロジェクターの性能差をストレートに引き出しており、DLA ― V5ではその実力を遺憾なく発揮した。
これはスクリーンに求められる理想的な特性といえよう。WCBは高画質を探求する入門モデルとして幅広く推奨できるスクリーンだ。

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