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2019年4月24日、日経新聞にシアターハウスとホームシアター専門店アバックとの業務提携について紹介されました!

2019年4月24日付けの日経新聞にてシアターハウスとホームシアター専門店アバックとの業務提携について紹介されました!

シアターハウス日経新聞紹介記事

映写スクリーン実店舗に進出

ホームシアター用映写スクリーン製造販売のシアターハウス(福井市)は、これまでのネット通販に加えて実店舗での販売に乗り出す。AV機器専門店大手のアバック(横浜市)と提携し、同社が全国に展開する店舗で製品を展示してもらい販売する。高品質を店頭で直接体験してもらうことで需要を取り込む。主力モデルの販売数を年間約300台増やす計画だ。

シアターハウスは製品の企画・開発から製造までを一貫して手掛ける。部品は全て国産品を使い、福井市内の本社工場で職人が手作業で組み立てや最終調整をしている。
電動回路なら5年間使用で故障率が0.1%と低い。顧客に合せて外枠の大きさやコンセントの長さ調整などに対応する。

これまで店舗での販売は一切せず、ネット通販に特化することで卸や小売店向けの中間コストを省き、同水準の品質なら他メーカーよりも2~3割ほど安く販売してきた。
業界最長水準の10年間の無料保証もつけており、累計で10万台の販売実績がある。

ただネット通販では高品質を訴求するために限界もあった。吉村明高社長は「実物を見ないと買いたくないという顧客の声も多かった」と話す。ネット通販ではスクリーンのみの販売で、周辺機器との組み合わせが難しく、顧客自身が設置工事をする必要もあった。

シアターハウス 通販限定から転換 専門店と提携、品質PR

このためアバックとの提携を通じで消費者に直接品質をアピールし、きめ細やかな対応も整える。アバックは東京・新宿や横浜市、大阪市など全国に計19店舗を持ち、専門知識を持つスタッフが豊富だ。各店舗にある試写スペースでシアターハウス製のスクリーンを設置する。すでに直営の11店舗では設置済みで、今後は残りのフランチャイズ店にも広げる。

アバックで扱うのは電動巻き上げ式で画面サイズが100~120インチの主力モデル3種類。価格は12万3700~14万9100円で自社ネット通販と同じ水準にした。アバックの担当者は「ブランド力がある商品で初心者にも購入してもらいやすい」として、プロジェクターなどの周辺機器の販売増につなげる考えだ。

シアターハウスの吉村社長は「4K、8Kなど高精細の放送も始まり、大画面で見たいという需要は高まる。65インチ以上のサイズだと液晶などよりもスクリーンを使うホームシアターの価格競争力が高まる」と話す。

同社は2001年創業。18年6月期の売上高は約5億円だった。壁掛け式の掃除機スタンドやゴミの出ないバーベキューセットなど、アイデア商品の開発にも取り組むが、スクリーン事業の売上高が半分以上の約3億円を占める。アバックとの提携を通じて、まず20年6月期で3千万円程度の売り上げ増を見込む。

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